あたりまえブログ

凡事徹底をテーマにしている中小企業の後継者が「大学時代の自分に伝えたいこと」を書いています。

何もない自分に小さなイチを足していく。

「元ライブドアの~」なんて説明もいらないでしょう。堀江貴文氏の自叙伝。

 

『社長の告白』の時にも書きましたが、私の世代はかなり堀江氏の影響を受けてきました。特に私は数ヶ月、氏のメルマガを登録してたほどの堀江ファンです。

 

事件や過激な言動から誤解を受けている方も未だに多いですが、この本を読むとイメージもだいぶ変わってくるのではないでしょうか。 

[目次]

 

小さなイチを足していく

冒頭、堀江氏は次のように述べます。

みんな「掛け算の答え」を求めている。もっとわかりやすい言葉を使うなら、成功へのショートカットを求め、どうすればラクをしながら成功できるかを考えている。もしかしたら、僕に聞けば「ラクをしながら成功する方法」を教えてもらえると思っているのかもしれない。

人が新しい一方踏み出そうとするとき、次のステップに進もうとするとき、そのスタートラインにおいては、誰もが等しくゼロなのだ。

つまり、「掛け算の答え」を求めているあなたは今、ゼロなのである。

そしてゼロになにをかけたところで、ゼロのままだ。物事の出発点は「掛け算」ではなく必ず「足し算」でなければならない。まずはゼロとしての自分に、小さなイチを足す。小さく地道な一歩を踏み出す。本当の成功とは、そこから始まるのだ。

堀江さんのメルマガを読んでいた時に驚いたのは、圧倒的な行動量。『多動力』なんて本も出していますが、PDCAの回転がとても速く、それを毎日繰り返しています。圧倒的な凡事徹底。

 

また、堀江氏は「小さなチャレンジは「ノリの良さ」から生まれる」と一歩踏み出す重要性を述べます。私もブログを今の運用に切り替えた当初、誰かにバッシングされるんではないかと不安になり、投稿ボタンを押す指が震えました。1か月ほど続けていると、「この程度でも出していいか」と気楽に出せるようになってきました。少しは足し算ができているのかなと感じます。

 

能動的なプロセスが「仕事をつくる」

堀江氏は、能動的に仕事を作り出すことの重要性を説きます。

マニュアル通りにこなすのではなく、もっとうまくできる方法はないかと自分の頭で考える。仮説を立て、実践し、試行錯誤を繰り返す。そんな能動的なプロセスの中で、与えられた仕事は「つくり出す仕事」に変わっていくのだ。仕事とは、誰かに与えられるものでは無い。紙袋オリンのような単純作業でさえ、自らの手でつくっていくものなのである。

仕事をつくるとは、何も新規事業を仕上げることだけを指すのではない。能動的に取り組むプロセス自体が「仕事をつくる」ことなのだ。

イソップ寓話の「レンガ職人」の話のように、同じ作業をしても前向きに取り組む人と後ろ向きに取り組む人がいます。

 

没頭したから、好きになる

堀江氏は各所で「努力なんて無駄」と断じ、物議を醸してきました。私はその真意が分からなかったのですが、本書では次のように語られていました。

歯を食いしばって努力したところで大した成果は得られない。努力するのではなく、その作業に「ハマる」こと。何もかも忘れる位に没頭すること。それさえできれば、英単語の丸暗記だって楽しくなってくる。

人は「仕事が好きだから、営業に没頭する」のではない。順番は逆で、「営業に没頭したから、仕事が好きになる」のだ。心の中に「好き」の感情が芽生えてくる前には、必ず「没頭」と言う忘我がある。つまり、仕事が嫌いだと思っている人は、ただの経験不足だ。仕事に没頭した経験がない、無我夢中になったことがない、そこまでのめり込んだことがない、それだけの話なのである。

これは自分の実体験としても同感できます。何か成果を残した時というのは、そのプロセスに無我夢中になっています。このブログも「とにかく毎日書く!」と今は必死です。後で振り返った時には、成果や成長を感じていることでしょう。

 

昨日紹介した村上太一さんと同じように、結果を出すためには凡事徹底を極めるしかない、というシンプルな原点に行きつきました。

 

私の評価

評価:C

A:殿堂入り

B:本棚に残す

C:買いだが、一度読んだら売る

D:図書館で流し読む

E:時間の無駄 

 

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく