あたりまえブログ

凡事徹底をテーマにしている中小企業の後継者が「大学時代の自分に伝えたいこと」を書いています。

MBA受験をやめることにしました。

 

タイトルの通りですが、MBA受験をあきらめることにしました。1年半ほど受験勉強を続けてきましたが、昨日を以て受験勉強をストップしました。自分が心から納得するためにも、やめる決断に至った理由を述べたいと思います。

 

理由は大きく2つ。

(1)後継者の実務に集中するため

(2)起業したため

 

1. 後継者の実務に集中するため

本業に集中するためというのが第一の理由です。これまで詳しく言及してきませんでしたが、私は中小オーナー企業の後継者です。MBA自体も将来の事業承継に向けて「若いうちに経営を体系的に学ぶ」ことを目的としていました。

 

実務を行っていく中で、「経営理論を学んだ所で果たして実務に役に立つのか?」という疑問がわいてきました。私の家業は非常に専門性が高く、同じ2年を費やすのであれば、現場を回り、目の前の経営課題と向き合う方が有益だと判断しました。

 

生々しい話ですが、お金の問題もあります。私が目の前で抱えている大きな問題として、「承継にかかる税金を払う原資がない」というものがあります。このままでは、会社の承継ができない状況です。MBA留学を私費ですれば、数千万という大金を費やすことになります。他の受験生のようにポストMBAのキャリアアップといったメリットがあれば、変わったかもしれません。が、今の資金繰りと将来を考えると、留学資金に数千万を充てることはできないと判断しました。

 

 

2. 起業したため

続いて2つ目の理由ですが、今年の1月に学生時代の友人と起業いたしました。今は私の受験勉強も考慮し、共同創業者である友人がメインで事業を行っていますが、今後は私も深く参画していきたいと思っています。

 

実際、これまで理論として分かっていると思っていたことも、起業を通じて深く理解することができました。例えば、「財務3表のつながり」は、分かっているつもりでしたが、実際に創業し、事業開始し、キャッシュを受け取るというプロセスを行うことで「手触り感のある知識」になりました。

 

起業を通じて、私が求めていた「若いうちに経営を体系的に学ぶ」とは、理論ではなく実践にあると強く感じました。この起業した会社と家業にビジネスとしての親和性はありませんが、将来の経営に活きると信じています。

 

今後について

この半年間、上記の理由によって、学生時代~前職時代に抱いていた「海外MBAへのあこがれ」が明確に薄まっていくのを感じました。ブログを開設し、MBA留学を宣言していただけに、葛藤はありましたが、今となっては悔いはありません。

 

今後は、家業の後継者、そしてベンチャー企業の経営者として二足のわらじを履きながら、手触り感のある知識を積み上げていきたいと思います。

 

もっともらしく書き並べましたが、現状ではすべて言い訳です!やらない理由なんていくらでも出てくるわけです。この判断が正しかったと証明するためにも次こそは決めたことをやり切ろうと思います!

 

現時点では、MBA受験の記録も残しておきますので(とはいえ大した参考にもなりませんが)、引き続きご覧いただけたら幸いです。