あたりまえブログ

凡事徹底をテーマにしている中小企業の後継者が「大学時代の自分に伝えたいこと」を書いています。

中小企業の経営者にお勧めしたい井上和弘氏の著書6冊

これまで6日にわたって、経営コンサルタントの井上和弘氏の著書をまとめてきました。今回は完結編として、6つの記事を整理していきます!

[目次]

 

井上和弘氏とは?

井上和宏氏は、中小企業を対象とした経営コンサルタントです。半世紀に渡って中小企業の経営改善・財務改善・事業承継に携わっています。

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私は井上氏の講演会に何度か伺ったことがあります。彼の”本質的な物の見方”からくる”歯に衣着せぬ物言い”がとても面白いです。50年以上、中小企業のコンサルを行ってきたということで、高度成長〜デフレ〜失われた20年〜アベノミクスを知り尽くしています。いわゆる、外コン・IBD出身のスマートなコンサルタントというより、ひたすら現場と向き合ってきた実務家という印象です。

 

井上和弘氏の考え方とは?

井上氏の考え方は長年一貫しており、概ね次の4つの考え方に集約されます。

・企業体力 = ROA × 自己資本比率

・現金主義の高回転経営

・オフバランス(たたむ・削る・変える)

・事業承継は「高額退職金+私募債」と「種類株」の併用  

 

井上和弘氏の著作

井上氏の著作の多くは、日本経営合理化協会から出版されています。同会の出版された本は、1万円以上します。まずは、ベストアルバム的に考え方が集約されていて、かつ価格の安い『社内埋蔵金をお金にする知恵』『儲かる会社をつくるには赤字決算にしなさい』を読むことをおすすめします。

 

儲かるようにすべてを変える(2000年)

約20年前の本ですが、この頃から「たたむ・削る・変える」「回転経営」など井上氏が提唱する経営手法が紹介されています。

jorge-tt.hatenablog.com

儲かるようにすべてを変える―社長の経営革新

儲かるようにすべてを変える―社長の経営革新

 

稼ぐ商品・サービスづくり(2002年)

「いかにスペシャリティのある商品を作るか」にフォーカスした一冊。今では”高付加価値”や”付加価値経営”という言葉が普及しましたが、当時は珍しい考え方だったのが想像できます。

jorge-tt.hatenablog.com

稼ぐ商品・サービスづくり

稼ぐ商品・サービスづくり

 

カネ回りのよい経営(2003年)

キャッシュをためるための考え方・手法を紹介している本。面積グラフの項目が個人的には勉強になりました。

jorge-tt.hatenablog.com

カネ回りのよい経営―社長の経営革新

カネ回りのよい経営―社長の経営革新

 

社内埋蔵金をお金にする知恵(2011年)

手元資金を社外(借入)ではなく、社内から見つけようというコンセプト。具体的にB/Sのどこを見るべきか、詳しく書かれています。

jorge-tt.hatenablog.com

社内埋蔵金をお金にする知恵

社内埋蔵金をお金にする知恵

 

儲かる会社をつくるには赤字決算にしなさい(2015年)

キャッシュを残すための「守り」の戦略について書かれた一冊。赤字にすることで、納税原資を手元に残し、借入を返済していく手法が書かれています。

jorge-tt.hatenablog.com

儲かる会社をつくるには赤字決算にしなさい---会社にお金を残す32のコツ

儲かる会社をつくるには赤字決算にしなさい---会社にお金を残す32のコツ

 

Kindle版

 

承継と相続 おカネの実務(2016年)

自社株の承継スキームについて、事例を交えながら解説されている本。一般的な税理士からは提案されないような内容が非常に面白いです。

jorge-tt.hatenablog.com

承継と相続 おカネの実務

承継と相続 おカネの実務

 

まとめ

中小企業はヒト・モノ・カネ・情報の全てが不十分なので、経営者の力量に非常に左右されます。特に財務・経理・税務についての知識が乏しい方が多いです。大体そういう方は本業周りのことに知識と意識が集中しています。そういう方でも、井上氏の本は実務的で読みやすいのではないでしょうか。少なくとも簿記の本とかから読み始めるより絶対いいです。

 

ご興味があれば、是非読んでみてください!