あたりまえブログ

凡事徹底をテーマにしている中小企業の後継者が「大学時代の自分に伝えたいこと」を書いています。

直撃 本田圭佑(木崎 伸也):私が好きだった本田圭佑

2018年のW杯も残り4試合となりました。今回は見応えがある試合が多くて面白いですね。

 

国内では、本田選手や長谷部選手、酒井高徳選手が代表引退を発表するなどのニュースが話題になっています。私も10代の頃から追いかけてきた本田選手や長谷部選手がいなくなるというのは、非常に寂しいものがあります。彼らに魅せられて、南アフリカ、ブラジル、そして今回と大きな期待を抱いていた方も多かったのではないでしょうか。勿論、私もその一人です。

 

その中でも、本田選手は大好きな選手でした。大舞台で輝く強いメンタル、タメをつくれる強いフィジカル・キープ力、ここぞという時に決めてくれるセットプレー。決して巧い選手ではなかったですが、そこも含めて魅力的でした。また、プロフェッショナルを初めとする彼の長期取材やインタビュー、そこでのプロサッカー選手としての発言に、私自身かなり刺激を受けてきました。

 

この10年という月日は、私にとっても大きな転換期でした。大学に入学・卒業し、社会人となり、証券会社で中小企業のドサ回り営業を経て、投資銀行へ行くという沢山の経験をした10年でした。その間の本田選手の活躍や彼の強い言葉が、苦しい時の支えとなった時期もありました。

 

ACミランに行った辺りから、本田選手の発言は変化していきました。プロサッカー選手としての発言よりも、ビジネスマンや起業家、投資家としての発言が明らかに多くなっていきます。その辺りで、個人的には「俺が求める本田圭佑像」とは離れていき、あまり彼の動向を追わなくなってしまいました。

 

前置きが長くなりましたが、今回紹介する本は、『直撃 本田圭佑』という本です。著者の木崎伸也氏は、28回の直撃インタビューを行い、本書を纏め上げました。インタビューを行うために、行きつけのレストランを待ち伏せしたり、欧州中の病院を探し回る等のものすごい努力をされています。そんな木崎氏だからこそ聞き出せた本田選手の言葉が詰まっています。

 

取材当時の本田選手は、南アフリカ大会が終わり、cskaで「レアルの10番」「W杯で世界一」を本気で目指して奮闘している頃で。ちょうど私が好きだった「サッカー選手として」の道を極めんともがいているのが言葉からも伝わり、読んでいると気持ちが熱くなります。

 

最後に、私が営業マン時代に支えられた本書の言葉を抜粋します。私も久々に読み返して、自分が苦しんでいた頃のことを思い出しました。

1年後の成功を想像すると、日々の地味な作業に取り組むことが出来る。僕はその味をしめてしまったんです。

試合前は、いいときのプレーを思い浮かべる。そして、自分がこうしたいというイメージをつくる。まあ、誰しも普通にやっていることだと思います。ただ、それを偶然やっている選手と、意図してやっている選手とでは、のちに大きな開きになってくるぞ、ということなんです。メンタルのトレーニングをすれば、いくらでも課題を克服できると思う。無限ですよ、脳は。

作った人格が、本当の人格になるんです。そうしたらホンマにカッコいい本田圭佑ができあがるんですよ。だから1日1日が本当に大切になってくるんです。

未来のことなんていうのは誰にもわからない中で、信念が支えになるでしょう。必ず、きっとうまくいくっていうことを信じて努力するわけなんで。

人間って気が緩んでいないと思っていても、気が緩んでいるものだと思うんです。それをどうやて引き締めるかといったら、もうくどいほど、自問自答するしかないと思っているんですね。大丈夫かと。準備はできているかと。くどいほどやれるかどうかが僕はキーポイントだと思っている。

これくらい気分が乗っていたら、誰でもできる。試されるのは、気持ちが乗らないとき。W杯で負けて日本中から「謝れ」と叩かれているときに、これができるか。僕はできます。

  

私の評価

評価:D

A:殿堂入り

B:本棚に残す

C:買いだが、一度読んだら売る

D:図書館で流し読む

E:時間の無駄 

 

直撃 本田圭佑 (Sports Graphic Number)

直撃 本田圭佑 (Sports Graphic Number)