あたりまえブログ

凡事徹底をテーマにしている中小企業の後継者が「大学時代の自分に伝えたいこと」を書いています。

経営

カネ回りのよい経営(井上 和弘):キャッシュを最大化させるゲンナマ高回転経営とは?

井上和弘氏の著書シリーズも第3弾となりました。本書は2003年に出版されたシリーズ3作目の本です。本作では企業の「カネ回り」にフォーカスしております。 本書のエッセンスは、冒頭に書かれているこの言葉に尽きると思います。 カネ周りをよくする大原則は…

稼ぐ商品・サービスづくり(井上 和弘) :儲かる「売り物」の三原則

前回に引き続き、井上 和弘氏の著書をご紹介していきます。今回は、2002年に出版された『稼ぐ商品・サービスづくり』です。本書は、前回ご紹介した『儲かるようにすべてを変える』に続く、井上氏の二作目です。今回は企業の「売り物」にフォーカスしておりま…

儲かるようにすべてを変える(井上 和弘):高収益企業をつくる三原則

課題図書のまとめシリーズ第3弾。今回から牟田氏ではなく、井上 和弘氏の著書に入って参ります。著者の井上氏は、長きに渡り中小企業の経営再建や財務改善を果たしてきたコンサルタントです。本書は2000年に出版されておりますが、約20年経った現在でも色褪…

情熱・熱意・執念の経営(永守 重信):日本電産の根幹とは

先日、日本電産が米中貿易戦争の煽りを受け、今期の業績予想を大幅に下方修正しました。一部では「日本電産ショック」とも呼ばれているようです。創業者である永守重信会長は、「18年11月、12月は経験したことのない落ち込み」と述べ、下期に240 億円をかけ…

社長業のすすめ方(牟田 學):成長と安定の両立戦略

久々に読書感想文のエントリーです。 以前、経営合理化協会の牟田學氏の著書『社長業』を紹介しました。今回は、その続編にあたる『社長業のすすめ方』をご紹介します。この本も前回同様、私が参加させて頂いている経営者向け研修の課題図書でしたので、復習…

講演「老舗企業の経営革新」(藤井 隆太)を聞いて

久々に講演エントリーです。 先日、㈱龍角散の社長である藤井隆太さんの講演を聞いてきました。藤井さんは1994年に龍角散へ入社され、翌年35歳で社長を継がれました。「おくすり飲めたね」や「龍角散ダイレクト」などのヒット商品が開発し、倒産寸前だった同…

「好き嫌い」と経営(楠木 建):スター経営者たちの好き嫌い

以前、楠木建さんの講演(感想は↓)で紹介されていた著書を読みました。 jorge-tt.hatenablog.com 講演の中で、楠木氏は企業の競争戦略を研究していく中で、経営者の「好き嫌い」が企業経営において非常に重要であるという仮説にたどり着いたという話をして…

講演「『働き方改革』と経営者の役割」(佐々木 常夫)を聞いて

先日、佐々木常夫さんの講演を聞いてきました。佐々木さんは、自閉症の長男や肝臓病とうつ病を併発した奥様の世話をしながら、同期トップで東レの取締役になられた「働き方改革」や「ワークライフバランス」の先駆者です。 現在は独立され、講演会やコンサル…

講演「幸福経営学」(前野 隆司)を聞いて

先日とある会合の講演で、前野隆司さんのお話を聞く機会がありました。備忘のために、メモを残しておきます。 前野氏は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の教授で、「幸福学」を研究しています。 (前野氏と著書) 前野氏は元々、ロ…

講演「優れた経営者の条件」(楠木 建)を聞いて

以前、一橋大の教授である楠木建さんの講演を聞きました。楠木氏は『ストーリーとしての競争戦略』などの著作でも有名な方です。 彼の講演を初めて聞いたのですが、とにかくプレゼンが上手い。私が人生で聞いたプレゼンの中ではダントツのNo. 1でした。シン…

社長のための「中小企業の決算書」読み方・活かし方(安田 順):銀行員は決算書をこう読む!

今回取り上げる本は「社長のための「中小企業の決算書」読み方・活かし方」です。著者の安田順氏は、住専、整理回収機構を経て、独立された経営診断士です(詳しいプロフィールはこちら)。 本書は、副題にも書かれている通り「銀行員が決算書のどこに注目し…

社長業(牟田 學):経営とは経験の科学である

私が会社で参加させて頂いている経営者向け研修にて、課題図書として配布された『社長業』という本を紹介します。課題図書の復習も兼ねて整理したいと思います。私の場合、ポストMBAの想定を大企業の管理職としてのキャリアではなく、「中小企業で経営実務を…